さらば、ワタナベ。ベルフボーイズは10月まで活動休止です。(山形県・面白山)
ファンの皆様、こんばんは!
今回は山形県の面白山(おもしろやま)に登ってきたことについて報告します。
登山当日はGW期間の5月2日。そう、世間的には自粛期間です。
育ちの悪い僕たちですが、自粛期間であることは存じています。
自粛期間なので、ステイホームしようかとも考えましたが、出た答えは「Go」でした。
「いや、そこはステイだろ!」と思う方もいると思いますが「Go」です。
両親が止めても、総理が止めて「Go」です。
なぜ「Go」なのか、、
それは、元・暴君のワタナベが10ヶ月間の武者修行に旅立つからです。
確かに常識的にはステイですが
旅立つ友を見送る為にも進むしか道はありませんでした。
そんな判断を下し、ショーゼンとエンドーへ思いを伝えると、2人ともすんげー嫌な顔で「わかった」と言ってきました。
エンドーに関しては、7日間の説得で了解をもらう始末です。
我ながら、山嫌いな2人を連れて、よく1人の死人も出さずにやってこれたな。と感心したのを覚えています。
(現在まで2人の退部と2回の解散危機を乗り越えてきました)
〜本編〜
7時45分
最寄りのコンビニへ食糧調達へ向かいます。
コンビニに入った瞬間、オーナーらしき親父に「ゴミ箱はねーから」と冷たく吐き捨てられ、
僕たちはその場でフリーズしました。。
「ん?なんで怒られているんだ?」と考えていると
目の前のオーナーが急に憎たらしく見えてきました。
一度全員を集め
60秒間のミーティングを開始します。
議題は
『ムカつくオーナーのコンビニにお金を落とすべきか否か』
答えは思ったよりも早く出ました。。
確かに、オーナーはムカつくけど、ここのコンビニには外国人のヤンがいます。
ヤンは東南アジア系のバイトさんですが、流暢な日本語で接客を頑張っていました。
そんなヤンの頑張りを何度も見ている僕達は
「仕方ない。ヤンの為にもここにお金を落とそう」と意見が一致したのです。
ヤンのコンビニをあとにした僕たちは、面白山へ向かいます。。
道中、2度のうんこ休憩を取り(エンドーが漏れる漏れると大騒ぎをした為)
面白山へ着いたのは、10時前です。
そこからは、平均年齢25歳の若さを使い、快調に登って行きます。
ただ1人、エンドーを除いては、、
エンドーは就職してからというもの、過度の激務に襲われ10キロの増量に成功しています。
脂肪が10キロ増えるのは恐ろしいもので、まっったくペースについてこれません。
そんなエンドー君のペースに合わせ、登ること1時間。
山頂手前で雪渓が現れました。
溶け始めてる雪はかなり歩きににくく、体重をかけると雪の中に膝まで埋れてしまいます。
そんな、雪渓との格闘を終えると山頂は目の前です。
(山頂直前、自分の不甲斐なさに嫌気の差したエンドー少年)
山頂では、お待ちかねのランチタイム。
噂のオーナーがいるコンビニで買った食糧を胃袋へ届けると、憎しみとは裏腹に幸福感に包まれました。。
山頂で30分経過した頃には
「あの店長も嫌なことがあったに違いない」と穏やかな気持ちになっていました。。
やっぱり、山は素晴らしい。
胃袋がタプタプになった僕たちは山を下ります。
雪を越え、川を渡り、途中オタクっぽい3人組と同じ場所で休憩を挟みます。
この3人組、終始誰かの悪口を話しており
「やっぱ、世の中はグロいな〜」とか考えていると駐車場が見えてきました。
朝は数台だった駐車場も午後にはほぼ満車
ギャルが公園で遊んでいるのを見て、「平和な世の中だ」としみじみ思いました。
今回の登山でお伝えしたかったことは
世の中はグロいのか。それとも平和なのか。
結局、考えても分かりませんので
ここはボブディランに習い
答えは風の中と考えるのがベストかもしれません。
ボブ ディラン貼っておきます!